ボクシング上達の極意!ミット打ちの効果・コツ・やり方&通販おすすめミット紹介

ボクシングのトレーニングは過酷です。

毎日のロードワークに始まり、ジムではシャドーボクシング、サンドバッグ打ち、スパーリングなど、1ラウンド3分のメニューを黙々とこなします。

中でも特にハードで、かつ重要なのがミット打ちです。ここではミット打ちの効果や注意点を紹介します。

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そもそもミット打ちってどんなの?

ミット打ちとは文字通り、トレーナーが両手にはめたミットにパンチを打ち込む練習です。

ミットの中心にナックルパート(握りこぶし)をしっかり当てる感覚をつかみ、最初はジャブ、ワンツーから始め、慣れてくればトレーナーの指示に従ってコンビネーションブローを放ちます。

ボクシングの練習メニューは独りで行うものが多いため、サボろうと思えばサボれますが、ミット打ちはトレーナーから休む間もなくパンチを要求されるため、体力的にもかなり消耗します。

ミット打ちの効果

試合やスパーリングなどの実戦になると、最初は動けても徐々にスタミナが切れ、次第に動きが鈍くなっていきます。

そんな時こそ、普段から練習でしている動きが体に染み込んでいるかが問われます。疲れてくればくるほど、考えて動くことができなくなるからです。

ミット打ちには、そのような追い込まれた状況でも様々なコンビネーションが自然と出るように体に覚え込ませる効果があります。

例えば左ジャブに続いて右ストレートを打つワンツーは最も基本的なコンビネーションですが、仮にワンツーしか打てないと相手に動きを読まれてしまいます。

ワンツーの後に左フックを打ったり、左ジャブを続けて2発、3発打つなど、攻撃のバリエーションを増やすためにミット打ちで徹底的に習得するのです。

ミット打ちのコツと意識したいこと

まずはナックルパートをミットの中心に当てる感覚をつかむことです。

ミットの端に当たったり、ナックルパートに当たらなかったりすると、パスン↘という間の抜けた音しかしませんが、しっかり打ち込めばパシン↗という心地良い音が響きます。

また、右利きの場合、右ストレートはミットに当てて止めるのではなく、右肘を伸ばし切ってミットのさらに向こう側まで真っすぐに打ち抜く意識が大切です。

この時、右足首を内側に捻れていれば、腰が自然と左に回転し、体重の乗ったパンチが打てます。サウスポーの場合は左右逆に考えてください

さらに気を付けたいのが、右ストレートを打った時の左ガードの位置。

強く打てばどうしても左ガードが下がってしまうのですが、左手は顎の左側から離さないように心掛けてください。

これはミット打ちで意識しておかないと、実戦ではガードががら空きになり、相手のパンチを受けてしまいます。ボクシングで大切なのは「攻防一体」であること。

いくら強いパンチを打っても攻防が分離すると、相手に隙を与えることになるのです。

同様の理由で打ったらすぐに拳を元の位置に戻すことも重要です。“打ちっ放し”では相手の反撃を受けてしまうからです。

ミット打ちの注意点

コンビネーションはパターン化して体に染み込ませます。ワンツーを打って、バックステップしてまたワンツー、相手の右ストレートを左に避け、その反動を利用して左ボディーアッパーを打つ、などなど正確な数は定かではありませんが、四十八手どころではないでしょう。

攻撃パターンを多く持つほど、相手に読まれにくく、有利に働きます。それをミット打ちで習得するにはトレーナーとの呼吸が合っていないとできません。

トレーナーがミットを構えてからパンチを出しているようでは手遅れです。トレーナーと自分の意図が一致していれば、流れるような華麗なコンビネーションが自然と出るようになります。

また、ナックルパートをしっかりと当てないと突き指をしたり、拳を痛めてしまいますので注意しましょう。

最高にかっこいいミット打ち動画集!

ここまで文字で説明してきましたが、実際の映像を見れば一目瞭然です。まずはWBA、WBC、IBF統一世界ミドル級王者で、全階級を通じて世界最強の呼び声高いゲンナジー・ゴロフキンの動画です。

リングの周囲にマスコミがいることから分かるように、公開練習のため軽めの内容ですが、それでもトレーナーのミットを吹っ飛ばすほどのパワーが感じていただけると思います。

続いてバンタム級からフェザー級まで3階級制覇した長谷川穂積の動画です。相手のパンチを避けると同時に連打する動きの速さは秀逸です。

最後に元世界バンタム級王者・辰吉丈一郎の練習風景です。古い動画ですが、全盛期の辰吉のスピードやパンチの多彩さは目を見張るものがあります。いかに実戦を想定しながら自分を追い込んでいるかが分かります。

通販で買えるおすすめのミット

ミット自体は通信販売でも購入できます。

お手軽なものは2000円程度からありますが、どうせならボクシングメーカー国内最大手のウイニング社製を使いたいもの。

商品によっては3万円以上しますが、フィット感が抜群でパンチの衝撃を和らげます。

結局は自分との戦い

ボクシングジムは壁に鏡が張り巡らされていることが多いため、シャドーボクシングをしながらフォームのチェックもできますが、ミット打ちは客観的に見ることができません。

可能なら動画を撮影してもらって後から修正点を探すことをおすすめします。自分でできているつもりの動きも、動画で見ると想像と違うこともあります。より理想的なフォーム、動きを追究しましょう。

ミット打ちに限りませんが、ボクシングは相手と戦う前に自分に勝たなければいけません。日頃の練習でできないことが試合でできるはずがないからです。ミット打ちで打ち抜くのは自分の弱い心なのかも知れません。

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